多くの人が「面接」となると気が重くなったり、緊張してしまうと思います。
その上、自分の母国語ではない言語、例えば英語で面接しなくてはいけないとなると更に緊張してうまく伝えられない・答えられなくなるのではと不安になるかもしれません。
それに加え今の時代、特に大手企業に就職する場合は、英語での面接はあまり珍しくないものになってきています。
こちらのブログではそういった悩みを少しでも減らすために、例文や回答例も交えてお伝えしていきます。
・英語面接と日本語面接の違いはあるのか
極端に言ってしまえば面接の言語が異なるだけで質問内容や面接方法はさほど違いはないといえます。
ただし、英語が得意でなかったり、緊張してしまったりすると緊張のあまり聞き取れなかったり、理解が間に合わなかったりしてアピールチャンスを逃してしまうかもしれません。
その様なことに極力ならないように、英語での質疑応答のイメージトレーニングや予め回答を用意しておくようにしましょう。
・よく聞かれる質問と回答例
英語面接で聞かれる内容は日本語のものとさほど変わりはないですが、聞きなれない単語等が出てきて戸惑ってしまう事もあると思います。
それではよく英語面接で聞かれる質問と、それに対する回答の言い回しを例文をもとにいくつかご紹介いたします。
1. なぜ応募先の企業で働きたいのか/なぜこのポジションに興味があるのか
質問例:
- Why do you want to work for this company?
– Why are you interested in this job?
解説:
まず事前に面接を受ける企業についてのリサーチをしましょう。
企業の情報は公式ホームページに事業内容や、企業理念等の情報が記載されています。
そこから企業がどのような人材を必要としているかを分析し、更に関連業界の動向等もチェックしておくことで、面接時の回答に組み込めると良いでしょう。
回答例:
I want this job because it’s challenges for me. Also, I have seen your Company’s new XX projects on website and I believe that my experience with 〇〇 skills could support your company.
(訳:私にとって挑戦しがいのある職業だからです。また、御社の新しいXXプロジェクトをウェブサイトで知り、自身の〇〇スキルの経験を御社で活用できるのではないかと信じております。)
2. あなたの強み何ですか
質問例:
- What is your greatest strength?
– What is your biggest strength?
解説:
強みに関しては自身を過剰評価しているような表現は避けるべきですが、謙遜しすぎないよう気をつけると良いでしょう。
回答例:
My greatest strength is having an experienced in Marketing field over 10 years and also have exceeded my sales goals every quarter.
(訳:私の最大の強みは10年以上培ってきた営業での経験で、毎四半期会社の目標を達成してきたことです。)
3. あなたの弱みは何ですか
質問例:
- What is your greatest weakness?
– What is your biggest weakness?
解説:
弱みについては面接を受けている役職や業種をよく理解した上で、直接関わりのない「弱み」を答えると良いでしょう。
また、それに対する対応策や解決策も同時に回答できると尚良いと思います。
回答例:
Being organized was my weak point, but I implemented a time management system that really helped my organization skills.
(訳:整理したりまとめることが苦手ですが、時間管理システムを使う事で自身の組織化スキルを補っています。)
4. 将来のビジョンについて
質問例:
– What are your long-term goals or career plans?
– What is your vision in life?
解説:
企業理念や目標を理解し分析したうえで自身がどの様に貢献できるか、目標にしたいと思っているかを述べると良いでしょう。
回答例:
I would like to improve my English skill and working abroad.
(訳:自身の英語力を向上し、いずれは海外で働きたいと思っています。)
5. 職場で経験した困難なこと・その解決方法
質問例:
- Describe a difficult experience at work and how you handled it.
– What problems have you encountered at work?
解説:
前職や現職での経験を質問することは多々あります。
困難だったこと以外に上司にどのような事で評価されたか等、いくつかの事例を準備しておきましょう。
回答例:
My difficult experience at work was when I be a project reader.
It was challenged to deal with many people and lead the team. However, I had managed by having morning meeting with each person to stay closely communicate with all colleagues.
(訳:仕事上で大変だったのはプロジェクトのリーダーになった時です。多くの人と関わりながらチームを率いることが課題でしたが、全員と毎朝個別でミーティングをすることで全員と密にコミュニケーションをとることが出来ていました。)
・注意すべき点
日本語や日本の面接では面接官が主体となってどんどん質問をしていき、進めていくイメージがあると思いますが、英語や海外での面接では自ら積極的に自分をアピールする・話しかける姿勢が良い印象を与えることが多いです。
もちろん過度な自己アピールは評価を下げてしまうかもしれませんが、少なくとも英語面接の際に会話に途切れ等があった場合、自ら自己アピールになるようなエピソードや企業に対する質問等を用意しておくと良いと思います。
・まとめ
面接の際の質問自体に日本語と英語で大きな差はないと思いますが、英語だと緊張して普段の面接より焦ってしまうかと思います。
その「焦り」をできるだけ少なくするために、しっかりと企業についてリサーチし、英語での回答を何度も復習しておきましょう。
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