新卒で海外で働きたい方、興味がある方は多くいらっしゃると思います。
結論から言うと、可能です。特に東南アジア・タイは日系企業の進出も多く、多くの日本人向け求人があります。
今回は実際に新卒で海外での就職活動を行った経験を基に執筆しましたので、新卒で海外就労を希望される皆様の参考になる記事となれば幸いです。
■目次
- 新卒で海外で働くために準備すべきこと
- 海外就職活動のメリット・デメリット
- 新卒から応募できる求人
- 給与相場
私は学生時代にタイへの旅行、短期留学を経験し、将来タイと日本を繋ぐ架け橋のような人材になりたいという目標がありました。そのため、新卒でタイで就職することを選択しました。
就職活動を始めたタイミングは大学院卒業の3カ月前です。(一般的な新卒採用とは異なり、就業開始可能日の3カ月前から活動するのが一般的であるため)
そして現地の人材エージェントである、弊社Reeracoen Recruitmentへ登録をし、就職活動を行いました。
申し込みから内定までの流れは下記の通りです。
①キャリアアドバイザーとの個人面談 (紹介可能な企業を把握するため)
②求人応募→書類選考
③面接(合計2~3回面接をすることが一般的)
④内定
■ 新卒で海外で働くために準備すべきこと
- 必要最低限の語学力 (多くの企業で英語または現地の言語が必要なため)
- 大学卒または大学院卒 (ビザ取得のために必要なケースがある)
- インターンシップへの参加
- パソコンスキルの習得(Excel、Word、PowerPoint)
上記はタイで就職したい方のみならず、他の国で就職したい方にも必要になる可能性が高いです。
そのため、選択できる企業を増やすためにも準備しておくことをおすすめします。
特に語学力については、一般的に英語力をTOEICのスコアで図ることが多いため、TOEICのスコアを取得しておくこともおすすめします。
また、海外でインターンシップへの参加も可能ですので、実際海外で働く経験を積み、生活スタイル等が自分に合うかを確認することも大事だと思います。
■ 海外就職活動のメリット・デメリット
>メリット
- 若いうちから海外で活躍できるグローバルな人材になれる
- 英語または現地の言語を使用することが多いため、語学を活かせる
- 若くして裁量権を持って働ける会社が多い
>デメリット
- 新卒は応募できる企業が限られている
新卒で語学力を活かしたり、裁量権を持って働ける会社もあり、多くのことに挑戦できるメリットがあります。
ですが一報で新卒は応募できる企業が限られているため、就職活動に時間がかかってしまったり、希望する職種に就けないこともあります。
■ 新卒から応募できる求人
実際に新卒応募可能な場合のある職種をいくつかご紹介します。
● カスタマーサポート
コールセンター等のカスタマーサポート職です。
日本の顧客を対応するか、海外の顧客を対応するかで求められる語学力は異なりますが、日本語のみで働くことも可能です。
●営業
特にタイは東南アジアの中でも日系企業の進出が多いため、日系顧客をターゲットとした営業職の募集は多く、新卒から応募できる求人もあります。
●事務スタッフ
簿記2級以上を資格を持っている場合は、新卒から応募できる求人もあります。
●職職
資格があれば教諭、日本語教師、幼稚園教諭・保育士として働くことが可能です。
また、塾講師の求人もあり、アルバイト経験のある方は優遇されることもあります。
■ 給与相場
下記の2パターンであるケースが多いです。
>月収30,000THB + 賞与(BPO / ビジネス・プロセス・アウトソーシング職向け)
>月収50,000THB + 賞与(BPO以外)
■ まとめ
新卒でもタイで働くことは可能です。しかし、実体験から事前準備が大切で、語学力を身につけること、インターンシップなどに参加して社会経験をしておくことをおすすめします。
実際に若いうちから海外で働くことは、とても貴重な体験ができます。
日本では体験できない仕事も多くあり、様々なことに挑戦できる環境が海外には多いと感じています。
新卒でタイで働きたい方、興味がある方の就職活動もご支援させていただきたいと願っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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