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タイ就職における内定後の流れ

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この記事では、タイにおける内定後の流れを紹介いたします。
基本的には日本の転職と異なる部分はありませんが、タイで転職するには準備が必要なものがあります。

 

内定通知を頂いてからの流れです。

内定通知を受ける(内定通知書もしくはメールでの通知が一般的)

条件の確認をし、内定を承諾するかどうかの返答(内定通知から1週間以内の回答が望ましい)

現職への退職通知

入社日を決める

雇用契約を結ぶ

 

ここまでは日本での転職と変わりませんが、タイで働くためには以下の準備が必要です。

① ビザ取得のための手続き、必要書類の準備
② ワークパミット(労働許可証)取得のための必要書類の準備

① ビザ取得のための手続き、必要書類の準備について
タイで就業するためにはNon Immigrant- BというVISAが必要になります。
まずは90日間滞在が可能なVISAを取得することが一般的です。
内定先の会社から発行される招聘状やその他書類、パスポート(必要残存期間の指定がありますので、大使館のWebサイトを確認ください)、申請書等を大使館へ提出し1週間ほどでVISAを取得することができます。

 

●ビザを取得するために個人で準備が必要な書類
・パスポート
・経歴書(Personal History)
・申請書(Visa Application Form)
・指定されたサイズの証明写真
・航空券(Eチケット)または航空会社発行の予約確認書コピー

 

② ワークパミット(労働許可証)取得のための必要書類の準備
タイへ入国後、VISA更新の際にワークパーミット(労働許可証)が必要になります。
これは外国人がタイで働く上で必ず必要となる許可書です。

 

●ワークパーミットを取得するために個人で準備が必要な書類
・パスポート
・指定されたサイズの証明写真
・英文卒業証明書
・タイ国医師からの健康診断書(入国後にタイで取得)

 

タイへの転職が決まった時点で、必要書類の準備、パスポートの残存期間の確認(必要に応じて更新)を進めると良いでしょう。
入社先の会社によっては、元勤務先からの勤務証明書を必要とする場合がありますので、担当者の指示にしたがい取得をすすめていきましょう。

 

また、ワークパーミットは、誰にでも許可が下りるわけではなく、タイ人の雇用を守るために規制があります。
・特定の種類のビザ(Non Immigrant-Bなど)を取得していること
・職務内容、ポジションから見合った能力があるか(学歴や職務経歴)
・企業の経営状況
・給与
・従業員のタイ人、外国人の割合
これらが判断の基準となります。

 

入社までの期間はビザの発給状況にもよりますが、内定承諾後1か月が最短の入社日となることが一般的です。
就業開始までを逆算して、退職交渉を行ってください。

 

まとめ
タイでの転職において、内定承諾後の基本的な流れは日本での転職とほとんど変わりませんが、VISA(Non Immigrant-B)の取得が必要になります。
また、タイ入国後、VISA更新の際にワークパーミット(労働許可証)が必要になります。
共に個人で用意が必要な書類がいくつかあるため、転職活動中にこれらの書類を準備しておくことをおすすめします。

 

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