~タイで働く編~ タイ人の気質、働き方
タイで働くきっかけは様々だと思いますが、国柄や人柄が好きになりタイでの就職を考える人も
増えてきているのではないでしょうか。
「微笑みの国」と言われているくらいで、実際観光等をしていると笑いかけてくれたり、
親切にしてくれたり、気さくに接してくれるタイ人は多いと思います。
それらに魅力を感じてこの国で働いてみたいと思う人もいるでしょう。
ただし実際一緒に働き、同僚・上司・部下の関係になった場合、より深い付き合いになっていくことになると思います。
育った国や環境が違うと考え方や価値観に差がでるため、タイで働くにあたって、まず彼らの仕事に対する考え方や働き方、
気質等を知っておくと良いかもしれません。
・仕事に対する考え方
もちろんタイ人であっても考え方は人それぞれです。
ただ、一般的には「仕事は私生活を支えるもの」と考えており、私生活に影響が出ると感じた場合は転職を考える方が多いです。
あくまでも私生活が最優先で仕事はその次です。
・働き方
基本的にみんなで楽しく仕事をしようという考えです。
私生活重視のため遅刻は度々ありますし、体調が優れなければ病欠をし、お昼休憩も長めだったりします。
日系企業でこれらを何度か行うと規則で減給されたり昇進に影響が出るかもしれませんが、
それでもタイ人の割合が多いところですと、こういった面は多少容認されることもあります。
これだけですと、仕事に対する価値観が日本とかなり異なり戸惑うかもしれませんが、
接し方次第でもしかしたら日本より働きやすい環境で仕事ができるかもしれません。
それではどのような接し方や環境だと円滑に進むのかをいくつかご紹介します。
・タイ人の気質
まずタイ人は基本的に褒めて伸びるタイプの人が多いです。
また、タイはメンツの社会でもあるので人前で怒られたり指摘されることを嫌います。
これらを踏まえて以下の様に接する・関わると良いでしょう。
人前で褒める
他の人の前で評価をされることで、モチベーションが上がる人は多いです。
小さなことでも成果が出た場合は評価を言葉にし、たまにお菓子だったりをあげたりするのもいいかもしれません。
ただし調子に乗りやすい人もいるため、手あたり次第褒めるのは控えましょう。
人前で怒らない
逆にやってはいけないのが怒ることです。
プライドを傷つけられたと思うため、注意や指摘をする際はできるだけ穏やかに対応しましょう。
場所も個室か人目のないところで対応するのをおすすめします。
雑談やコミュニケーションを取る
タイ人が同僚の場合は積極的に雑談やコミュニケーションを取るように心がけましょう。
日本よりも人間関係で仕事のやりやすさが決まる傾向も多いので会話に参加したり、たまには自分から話題を振って他愛もない話をして親睦を深めると良いと思います。
上司や目上の人に敬意を示す
上司がタイ人の場合上下関係を大事にしましょう。
タイは目上の人を大事にし敬意を払うため、常に尊敬の態度を示す行動を心掛けることで、上司との関係もうまくいくはずです。
・最後に
タイ人はよく笑顔で「マイペンライ」(=大丈夫・気にしない)と口にするため楽観的で大らかな印象を持つ人も多いと思いますが、いくつか紹介したように実は繊細な方も多くいます。
ご紹介したのは一般的な例ではありますが、これらを踏まえて一緒に仕事をすれば日本よりも快適な職場となるかもしれません。
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